心理相談室
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カウンセラーからのメッセージ
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生まれ育った母国を、そして家族の元を離れ、異国で生活するというだけでも、大きな挑戦です。それに加えて、大学受験のプレッシャーや家族の期待の大きさに、押しつぶされそうになっている人も多いでしょう。
眠れない日々が続いたり、理由もなく涙が出たり、すべてに自信がなくなってしまったり・・・そんな時には、一人で頑張ろうとしないでください。あなたは一人ではありません。あなたを助けてくれる先生たちや共に頑張っている仲間がいます。
心の病は、誰にでも起こりうることです。カウンセラーに話しただけで、解決してしまう問題も少なくありません。また、医師の診断を受けたい時は、信頼できるクリニックを紹介します。
行知学園の心理相談室では、勉強のこと、友人関係やプライベートの小さな悩みなど、どんな相談でも受け付けます。
みなさんが目標とする大学・大学院に合格するために、心理相談室を上手に利用していただければ幸いです。
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心理相談室
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日本における外国人留学生の増加に伴い、大学ではメンタルヘルスケアを含む留学生支援が整備されつつありますが、多くの留学生が最初に在籍する日本の教育機関は日本語学校です。親元を離れ、言葉も文化も生活習慣も異なる日本での生活になかなか適応できない学生や、受験ストレスに押しつぶされそうになっている学生がたくさんいます。 そこで行知学園では、2018年4月より『心理相談室』を設置し、学生のメンタルヘルスに力を注いでいます。
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心理相談室の業務内容
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1.学生カウンセリング
精神的不調・体調不良・人間関係・受験に関する悩み・家族の問題など、相談内容は問いません。
2.カウンセリングの方法
・相談室での対面カウンセリング
・オンラインカウンセリング
・メールカウンセリング
※オンラインカウンセリング・メールカウンセリングは、休日に対応できる場合もあります。3.場所・開室時間
場所:行知学園日本語学校 第一校舎3階 心理相談室
開室時間:平日(月~金)9時30分~17時。
(土曜・日曜・国民の祝日休日・学校の休日を除く)4.予約方法
・担任、及び教職員を通してカウンセラーに予約
・メール予約:health@koyo-mail.com (粕谷)5.アセスメント(心理検査)
カウンセリングに加え、状態に応じて、下記のアセスメントを行う場合があります。また、実施したアセスメントに関しては、フィードバックいたします。
・質問紙法によるアセスメント:抑うつチェック・適応障害チェック・受験ストレス度チェック など
・描画法によるアセスメント:バウムテスト・HDT・人物画テスト など6.医療機関へのリファー(他機関の専門家へのつなぎ)
本人や保護者が希望した場合、カウンセラーが医療機関での受診が必要と判断した場合は、心療内科やメンタルクリニックなどに繋げます。(状況により、初診時は付き添います)7.教職員へのコーチング
学生本人のみならず、学生の管理、指導にあたる教職員に対し、心理的な問題を抱えた学生への接し方、言葉のかけ方などをコーチングします。8.研究・研修活動
・教職員への研修・勉強会を通し、メンタルヘルスケアの理解を深めます。
・外部研修・勉強会への参加、他の日本語学校、大学などとの連携し、留学生支援のスキルアップをはかります。 -
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その他
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・相談料は無料です。
・日本語に不安のある学生には、中国語のできる職員が通訳としてフォローします。
・一人一人カルテを作成しますが、守秘義務に則り、学校への報告書は別途作成いたします。
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スクールカウンセリングの性質上、必要に応じ、相談者の許可を得たうえで、担任、及び学校に情報共有させていただくことをご了承ください。また、可能な限り中国の親御さんとも連携し、保護者と学校の協力体制で、学生の心理支援に当たりたいと思います。